ブラジルの歴史
ブラジルの歴史について知っているという日本人はどのくらいいるでしょうか。
日系人について、聞いたことがあるという程度の人が、大半なのではないでしょうか。
ブラジルに最初に定住した人々は、ユーラシア大陸からはるばるやってきたモンゴロイドでした。
ヨーロッパ人からインディオと呼ばれるようになるこの先住民は、南米大陸がヨーロッパ人によって「発見」されたころには、100万~200万人ほどが暮らしていたと言われています。
ブラジルの大地にヨーロッパ人がはじめてやってきたのは、1500年のことでした。
ポルトガル人のカブラルによって「発見」されたこの土地は、ボルトガルの植民地となり、1502年にリオ・デ・ジャネイロが建設されます。
この後、アフリカから大量の黒人たちが奴隷として連れてこられ、ブラジルの農場で働かされるようになります。
18世紀になると、国内に金鉱が発見され、ゴールド・ラッシュが起こります。
この時に、一攫千金を狙ったポルトガル人たちが大量に移住し、金鉱近くの町オウロ・プレットが栄えるようになりました。
19世紀に、ポルトガルの王子が皇帝となり、ブラジル帝国を打ち立て、ポルトガルから独立を果たします。
1888年には奴隷制の廃止が実現しますが、これによって農園主たちの支持を失った皇帝はクーデターによって倒され、ブラジルは今に見る共和制の時代を迎えます。
ブラジルの文化
長年ポルトガルの植民地であったブラジルは、ラテン系の文化に加え、奴隷として連れてこられた黒人たちが持ち込んだアフリカの文化、アジアからの移民が運んできたアジアの文化などが混ざり合い、多様な文化を持つ国となっています。
こういったブラジル独特の文化の中で、私たちになじみが深いものとして、サンバやボサ・ノヴァといった音楽があげられるでしょう。
また、スポーツではなんと言ってもサッカーが有名です。
日本での野球とは比較にならないほど、庶民の間で絶大な人気を誇っており、国際試合で代表チームが負けたとなると、社会問題になるほどです。